音楽イベント企画のゲームで盛り上がる曲の選び方

僕はこれまで、たくさんのプレイリストをデッキにしてきた。だいたい20曲くらい見れば、そのゲームの夜がうまくいくかどうかはわかる。失敗の原因は、ほとんどの場合そこにいる人たちじゃない。曲の選び方だ。そして毎回、同じ3つの形で失敗する。
失敗例: 自分が好きな曲を選ぶ
これはいちばん大きい。僕も何度も引っかかった。
自分が聴きたいプレイリストと、音楽当てゲームとして強いプレイリストは別物だ。お気に入りのアルバム曲は、4秒ではわからない。知っていることを自慢したくなるような隠れた名曲は、ゲームでは死んだカードになる。ひとりがうなずくだけで、誰も当てられず、そのラウンドは止まる。
ゲーム用プレイリストは、好みではなく認知度で作る。つまり、サビ、シングル曲、その時代に避けて通れなかった曲だ。キュレーションしているんじゃない。部屋にいる人たちが声を出して反応する曲を選んでいる。
僕が使う基準はこれ。サビの4秒を聴いたあと、誰かが鼻歌で続けられるか。無理なら、曲としては良くてもゲームのカードとしては弱い。
失敗例: ひとつの年代に寄せすぎる
誰でも、自分の青春ど真ん中の年代でデッキを作りがちだ。同じ時期に同じ年齢だった人には最高に遊びやすい。でも、テーブルにいるそれ以外の人は置いていかれる。
特に年代順ゲームには幅が必要だ。80枚のカードが全部1995年から2005年に集中していると、年が詰まりすぎる。カードを正しい場所に置くのが、考えるゲームではなく勘のゲームになる。ほしいのは、みんなが話せる余白だ。これはあの曲の前か、後か。
何十年にもまたがる、本当の広がりを目指したほうがいい。そのうえで、参加者それぞれに「これは自分の曲だ」とすぐわかるカードが少しずつあるようにする。誰かが、他の誰も知らない曲を一瞬でわかる瞬間こそ、このゲームのいちばんいい瞬間だから。
失敗例: 多すぎる、または少なすぎる
年代順ゲームなら、80から120曲が目安だ。80曲未満だと夜の途中で足りなくなる。120曲を超えると、カードを切るだけで何時間もかかるし、デッキを最後まで使い切れない。
音楽ビンゴの場合は計算が違う。カードは曲のプールから引かれるので、40から60曲くらいでいい。それ以上だと、みんなが同時に終わってしまったり、逆に誰もなかなか埋まらなかったりする。
地味だけど大事なことが2つ
年代を確認する。 ストリーミングサービスが出してくるのは、あなたが再生しているバージョンのリリース日であって、原曲のリリース日とは限らない。リマスター版だと、1975年の曲が2011年扱いになることがある。年代が間違っている年代順ゲームは、正解のない口論になる。手作りデッキが壊れる原因として、これがいちばん多い。だからQRSong!ではサービスをそのまま信じず、すべての年を確認している。
思い出が強すぎる曲は外す。 グループ用のデッキでは、その部屋の2人にはすべてを意味するけれど、残りの8人には何も意味しない曲は、重いカードになる。そういう曲はギフト用のパーソナルデッキに取っておくほうがいい。そこでは、まさにそれが目的だから。
はじめるならここから
自分でプレイリストを作らずに、ちゃんと遊べるデッキがほしいなら、年代別、ジャンル別、シーン別の既製デッキがプレイリストページにある。好みではなく認知度で作っている。自分の音楽に対しては、それがいちばん難しいところだから。
または、自分のプレイリストを貼り付けて試してみてほしい: ここから始める。
これについてみんなが聞くこと
音楽ゲームには何曲必要?
年代順ゲームなら80から120曲、ビンゴなら40から60曲。ビンゴは、各カードが曲のプールから違う組み合わせを引くので、少なめでいい。プールが大きすぎると、誰もカードを埋められなくなる。
音楽当てゲームに向いている曲ってどんな曲?
4秒くらいでわかる曲だ。アルバム曲よりサビやシングル曲のほうが強いし、自分が評価している曲より、その時代に誰もが耳にした曲のほうが強い。自分が楽しむプレイリストを作るのとは、別のスキルだ。
年代は混ぜたほうがいい?
うん。理由は2つある。年代順ゲームでは年が散らばっていないと、カードを置く場所がただの勘になる。それに、ひとつの年代だけのデッキは、その時代にちょうどいい年齢ではなかった人を外に出してしまう。
カードのリリース年が間違っているのはなぜ?
ストリーミングサービスはたいてい、原曲のリリース年ではなく、あなたが再生しているバージョンの年を表示するから。リマスターや再発盤がよくある原因だ。年が違うと、年代順ゲームは静かに壊れる。
他の人が作ったプレイリストを使ってもいい?
もちろん。むしろ自分のものより良いことも多い。曲に思い入れがないぶん、冷静に選べるから。選曲をまるごと飛ばしたいなら、年代別、ジャンル別、シーン別の既製プレイリストもある。
